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気になるJTが安値更新【2017年2月1日】

1月31日のNYダウは107ドル安の19,864ドルと3日続落。トランプ米大統領が「中国や日本は通貨切り下げで優位に立っている」と発言し、一時1ドル112円台前半まで円高が進行した。米国金利が低下し、米国株式市場も悪影響を受けた。シカゴ日経平均先物は大証終値比変わらずの18,980円となり、取引時間中の安値18,820円から戻して取引を終えている。円高やFOMCを控え様子見姿勢が強まりそうだが、日経平均は昨日までの2日間で426円下落し「突っ込み警戒感」も台頭するタイミング。企業業績が好調なことが下支えとなりそうだ。

東証寄り付き

日経平均は114円安 自動車と銀行の下落率大

寄り付きの日経平均は114円安の18,926円と3日続落のスタート。円高とトランプ大統領の保護主義が警戒され、トヨタ(7203)やキヤノン(7751)、三菱重工(7011)といった輸出関連が安く、丸紅(8002)などの商社株も貿易停滞懸念から売られている。そのほか、メガバンクの下げもきつい。一方、ブイ・テクノロジー(7717)は3日続伸となり、コマツ(6301)とJFE(5411)は逆行高、オリコ(8585)は11期ぶりの復配発表で上昇している。

東証10時

日経平均は22円高 業績底入れ観測が下支え

日経平均は22円高の19,064円。安寄りした後、企業業績底入れ観測により押し目買いが入り、前日比上昇に持ち直した。昨日、通期業績予想の上方修正を発表した三菱自動車(7211)やオムロン(6645)、日東電工(6988)、TDK(6762)、JFE(5411)に買いが入り上昇が目立っている。1ドル=113円台と円高圧力がやや緩和したことを受け、トヨタ(7203)と富士重工(7270)は寄り付きに比べて下げ幅を縮小している。一方、引き続き任天堂(7974)は安く、富士フイルム(4901)は減益決算だったことで売られている。

東証前引け

日経平均は朝安から引き戻す 三菱自動車が人気化

日経平均 前日比0.60円安の19,040.74円

TOPIX  前日比4.00ポイント安の1,517.67ポイント

前引けの日経平均は、前日比ほぼ変わらずの19,040円。1ドル112円台の円高を受け日経平均は安寄りで始まったが、113円台へと円高圧力が一服し、前日水準に引き戻した。業績下方修正の任天堂(7974)が売られ、DeNA(2432)はツレ安。朝高スタートのブイ・テクノロジー(7717)は利益確定の売りに押され値を消し、富士フイルム(4901)は31日発表の2ケタ営業減益決算で一段安。メガバンクも安い。一方、三菱自動車(7211)は31日に通期営業黒字予想に上方修正し大幅高となり、出来高も急増。日東電工(6988)とオムロン(6645)は通期予想の上方修正が好感され高い。ジャスダック平均とマザーズ指数は続落。

東証後場寄り

日経平均は44円高 TOPIXは小幅安

日経平均は44円高の19,085.61円と小幅高のスタート。円高圧力の一服や前日までの2日間で日経平均が400円以上下落したため自律反発狙いの買いが入っている。日東電工(6988)やTDK(6762)など業績上方修正銘柄に買いが先行。一方、時価総額上位のメガバンクが下落しているため、TOPIXは小幅安にとどまっている。昨日、業績下方修正を発表した新光電工(6967)がストップ安、リコー(7752)も5営業日ぶりに株価4ケタを割り込む下落を見ている。

東証2時

日経平均は100円高に上昇 野村HDが戻り試す

日経平均は前日比100円高強に上げ幅を拡大させている。円高進行一服を受け、後場は先物の上昇も目立つ。三菱自動車(7211)が引き続き売買代金上位で大幅高。野村HD(8604)の戻りにはずみがついている。前場小幅安だったファナック(6954)とホンダ(7267)が後場は小幅高に転じた。三菱UFJFG(8306)とトヨタ(7203)は下げ幅を縮小。一方、アステラス製薬(4503)は安値圏で推移し、カルビー(2229)は通期業績予想を下方修正し急落した。

東証大引け

日経平均は106円高 業績サプライズ銘柄に買い

大引けの日経平均は106円高の19,148円と3日ぶりに反発。東証1部の出来高も4営業日ぶりに20億株台を回復した。円高進行一服と自律反発狙いの買いに加え、大引けにかけては先物高かが寄与した。前日の決算発表で三菱自動車(7211)は通期営業黒字見通しに上方修正したため、売買代金上位で大幅高、オムロン(6645)と日東電工(6988)も業績上方修正が好感され高い。スタートトゥデイ(3092)は通期業績予想に対する第3四半期の進捗率が高く大幅高に買い進まれた。

三菱UFJFG(8306)とトヨタ(7203)は下げ幅を縮め、ソフトバンク(9984)が反発。一方、富士フイルム(4901)は減益決算で売られ、リコー(7752)は通期の純利益予想と期末配当予想を下方修正したため大幅安。ジャスダック平均は反発し、マザーズ指数は続落。

おわりに

日経平均 前日比106.74円高の19,148.08円

TOPIX  前日比6.10ポイント高の1,527.77ポイント

日経平均は朝安を跳ね返して3日ぶりに反発。業績期待株を素直に買う流れが形成されている。やや気になる動きが、この日昨年来安値を更新した東証1部の4銘柄のうち、JT(2914)が昨年11月の昨年来安値を更新していること。下げは小幅だが3600円前半まで株価水準は下がり2015年9月の3500円下値フシが意識されるまで調整している。通常ならばディフェンシブ株として注目されそうだが、政府保有株の放出が意識されているのか…売り材料がはっきりしないところが気掛かりだ。2月6日に12月期本決算を発表する。

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