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続落の日経平均横目に、個別株人気が台頭【2017年1月24日】

23日のNYダウは27ドル安の19,799ドルとなり、トランプ政権の通商政策の内容を見極めたいという動きと原油安の影響を受けた。ムニューチン次期財務次官が「過度に強いドルは短期的にマイナスの影響の可能性」と上院議員からの質問に対して書簡で回答したことが報じられ112円台に円高が進行。本日の東京株式市場は軟調な展開となりそうだ。日本電産(6594)が本日決算発表を行う。

東証寄り付き

日経平均は73円安 メガバンクと自動車が安い

寄り付きの日経平均は73円安の18,817円と続落スタート。円高を嫌気。メガバンクや第一生命(8750)が続落となり、ホンダ(7267)やマツダ(7261)も安く、半導体のSUMCO(3436)は7日ぶりに反落。MRJの5度目の納入延期を発表した三菱重工(7011)が売られている。安川電機(6506)は通期業績予想を上方修正したが利益確定売りが先行。一方、大塚HD(4578)が反発し、ブイ・テクノロジー(7717)が続伸。本日決算発表を行う日本電産(6594)は先回り買いで5日続伸となっている。

東証10時

日経平均はもみ合い 商社が堅調

日経平均は1円安の18,889円ともみ合い。押し目買いが入り、前日終値近辺での取引となっている。トランプ米大統領が自動車貿易で日本を批判し、トヨタ(7203)や日産(7201)は売られている。DeNA(2432)はJPモルガンによる格下げで、関西電力(9503)はゴールドマン・サックスが投資判断を「売り」に引き下げたことで安い。一方、ブイ・テクノロジー(7717)が上げ幅を広げ、キーエンス(6861)も買われ売買代金上位となっている。三菱商事(8058)や三井物産(8031)、住友商事(8053)といった商社株が堅調となっている。

日経平均は小幅続落 金融、自動車売られる

日経平均 前日比13.32円安の18,877.71円

TOPIX  前日比4.28ポイント安の1,510.35ポイント

前引けの日経平均は13円安の18,877.71円と小幅続落。円高一服から日経平均は朝方に比べて下げ幅を縮めた。米金融株安を受けて、三菱UFJFG(8306)や第一生命(8750)が売られ、トランプ米大統領が自動車貿易で日本を批判したため、ホンダ(7267)やマツダ(7261)が軟調。一方、前日に急落した大塚HD(4578)が反発し売買代金トップ、ブイ・テクノロジー(7717)は大幅続伸、ソフトバンク(9984)も高い。電子部品の受注回復報道で日本電産(6594)やアルプス電気(6770)が買われた。そのほか、好業績期待で新日鉄住金(5401)と古河電工(5801)が上げ幅を広げている。ジャスダック平均とマザーズ指数は続伸。

東証後場寄り

日経平均は45円安 自動車株が下げる

日経平均は45円安の18,845円。円相場が1ドル112円台後半となり、日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を広げた。トヨタ(7203)、ホンダ(7267)が下げ、三菱UFJFG(8306)、野村HD(8604)も安く、地銀株の下落も目立つ。東芝(6502)が売られ、東芝機械(6104)と芝浦メカトロニクス(6590)も軟調。一方、ソフトバンク(9984)が買われ、アルプス電気(6770)やTOWA(6315)が上昇している。

東証2時

日経平均は79円安 自動車関連が安い

日経平均は79円安の18,811円。三菱UFJFG(8306)や第一生命(8750)が引き続き安く、トヨタ(7203)など自動車株に売りが先行し、自動車関連のアルパイン(6816)など自動車周辺株に下げる銘柄が広がってきた。円高によるインバウンド需要の減退懸念からJR東海(9022)が3日続落となっている。一方、ブイ・テクノロジー(7717)は上げ幅を縮めたものの上昇率上位、東京精密(7729)も買われている。商船三井(9104)が堅調で、年明け以降の相場で値保ちの良かった三菱商事(8058)と三井物産(8031)が物色されている。

東証大引け

日経平均続落、自動車、金融株が安い

前場に一時プラス圏に不浄する場面もあったが、為替の円高を嫌気、日米通商問題への懸念などマイナス材料を意識する相場展開となった。先物から売られた日経平均は、この日の安値圏で大引けた。大型株ではファーストリテイリング(9983)、自動車株、東京海上(8766)が一段安でメガバンクも売られた。安川電機(6502)は23日に通期業績の上方修正を発表したものの想定範囲と受け止められ下落。一方、大塚HD(4578)、ソフトバンク(9984)は反発。信越化学(4063)など優良株の一角も逆行高となった。マザーズ指数、ジャスダック平均は高く、小型株の好業績株、材料株で人気化する銘柄が目立ち始めている。

おわりに

続落の日経平均横目に、個別株人気が台頭

日経平均 前日比103.04円安の18,787.99円

TOPIX  前日比8.30ポイント安の1,506.33ポイント

東証1部の株価上昇率上位はヤマシンフィルタ(6240)、ヤーマン(6630)など好業績期待銘柄と、クリーク&リバー(4763)、ワイエイシイ(6298)など材料を抱える銘柄の混在型。ただ、日経平均が下げても2部、ジャスダック、マザーズ銘柄を中心に値を飛ばす銘柄が散見され始めている。アライドアーキテクツ(6081)と業務資本提携した札証アンビシャスのインサイト(2172)がストップ高となったのは物色の小型株への傾斜の象徴でもある。有機EL製造装置関連の平田機工(6258)、マルマエ(6264)、アピックヤマダ(6300)などが続伸するなど、テーマ物色人気も持続性を持ち始めている。日経平均を横目に業績、材料、テーマを切り口に個別株で勝負をかける動きが出てきたことは、相場の潮目の変化でもある。

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