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個別材料株の一本釣りに【2017年1月23日】

20日のNYダウは94ドル高の19,827ドルと6日ぶりに反発。ただし、トランプ大統領の就任演説が始まると上げ幅を縮小させ、取引終盤に買い直されたが、午前の高値を抜けずに終わった。就任演説や大統領令に目新しいものがなく、シカゴ日経平均先物は大証終値比25円安の19,135円で、本日の東京株式市場は手掛かり難のなか調整が予想される。為替の円高も警戒される。米国株式市場では決算発表が本格化している。日本では決算発表の中、為替の業績への影響が関心を高めるところ。本日の大引けでは、日経平均臨時銘柄入れ替え(ミツミ電機除外、大塚HD採用)に伴う売り買いが需給の波乱要因として警戒される。

東証寄り付き

日経平均は199円安 円高を嫌気してほぼ全面安

寄り付きの日経平均は199円安の18,938円と反落のスタート。円高を嫌気して、東京株式市場は全面安となり、下げ幅は前日比200円を越している。トヨタ(7203)など自動車株が安く、SOMPOHD(8630)やオリックス(8591)といった金融セクターも売られ、メガバンクも小幅安となっている。反面、キヤノン()など複数の支援先が名乗りを上げた東芝(6502)は買い戻されて続伸。一方、明日決算を発表する日本電産(6594)、キーエンス(6861)、ファナック(6954)など値がさ優良株の逆行高が目立つ。ジャスダック平均は4日続伸で推移している。

東証10時

引き続き19,000円割れで推移 液晶関連が逆行高

日経平均は176円安の18,961円。円高が嫌気されて売り物が一巡した後は模様眺めムードが強まり、戻りは鈍い。トヨタ(7203)など自動車株が安く、NTT(9432)やセブン&アイ(3382)など内需系企業も売りが先行している。一方、液晶パネルメーカーの設備投資増加により恩恵を受けるという期待からブイ・テクノロジー(7717)が出来高を伴って大幅続伸し、液晶配向膜のJSR(4185)、東証2部のシャープ(6753)、製造装置のマルマエ(6264)、タツモ(6266)などが上昇している。

東証前引け

日経平均4日ぶり反落 Vテクノロジー新高値

日経平均 前日比203.34円安の18,934.57円

TOPIX  前日比16.46ポイント安の1,517.00ポイント

日経平均は203円安の18,934円と4営業日ぶりに反落した。為替の円高を嫌気した売り一巡後は下げ渋ったものの、買い材料に乏しく戻りの力は弱いため、見送りムードが強まった。自動車、通信、メガバンクなど売買代金上位の主力株に安い銘柄が目立つ。一方、東芝(6502)が買い戻され、キーエンス(6861)、日本電産(6594)など値がさ優良株の一角は逆行高。なかで液晶投資拡大を期待したブイ・テクノロジー(7717)が半年前の昨年7月20日に付けた14,730円高値を更新したことが特徴。ジャスダック平均は4日連続高、マザーズ指数は続伸。ジャスダックでは山王(3441)とsantec(6777)、マザーズではリネットジャパン(3556)が個別ににぎわっている。

東証後場寄り

日経平均軟調スタート SOMPOの下げきつい

後場の日経平均は221円安の18,916円とほぼ前引け水準でスタートした。引き続き幅広い業種が下落している。メガバンクは小幅な下げにとどまる一方で、保険株のSOMPO(8630)の下げがきつい。オリックス(8951)を始めとしたノンバンク株や三菱地所(8802)などの不動産株も売られている。業種では鉄鋼が下落を回避して比較的値を保っている。また、東芝(6502)は引き続き買い戻しが先行し高値圏で推移し、東邦亜鉛(5707)が上値を慕っている。

東証2時

日経平均は下げ幅縮小 古河電工が高い

円高にブレーキが掛かり日経平均は117円安の19,020円と下げ幅を縮めてきた。戻りは鈍いものの、ソフトバンク(9984)など通信株と、みずほFG(8411)などメガバンクや金融株が買い戻され始めている。個別では半導体関連のアドバンテスト(6857)が買われ、光ケーブル関連の古河電工(5801)が急騰し高値を更新している。電機、精密、機械の各分野で個別銘柄が買われ始めていることが特徴。ジャスダック平均も4日連続高を保っている。

東証大引け

日経平均は4日ぶりの反落 東芝など逆行高

大引けの日経平均は246円安の18,891円と4日ぶりに反落。113円台の円高が嫌気された。
後場に一時19,000円台を回復する場面があったものの、買いが続かず戻りが鈍いことも買い手控え要因となった。この日の大引け値での日経225種入れ替えに伴う需給要因で大塚HD(4578)が売買代金トップで株価は5日続落。売買代金上位の主力株が軒並み安の中、東芝(6502)、ブイ・テクノロジー(7717)、キーエンス(6861)、日本電産(6594)が逆行高。2部市場ではシャープが3日続伸。ジャスダック平均は4日続伸、マザーズ指数は小幅続伸。

おわりに

個別材料株の一本釣りに

日経平均 前日比246.88円安の18,891.03円

TOPIX  前日比18.83ポイント安の1,514.63ポイント

日経平均は後場の14時には一時19,000円台を回復し戻りを試す場面もあったが、大引けにかけて失速し、この日の朝方寄付き値水準で大引けた。大発会こそ好スタートだったが、「昨年も2月上旬までは下げ基調だったことを思い出させる」(市場筋)とばかりに、買い手掛かりに欠ける展開となった。こうしたなか、物色人気は個別株物色にシフト。東証1部でブイ・テクノロジー(7717)、東証2部でシャープ(6753)、マザーズでリネット(3556)、ジャスダックで山王(3441)がそれぞれ売買代金上位の銘柄として個別人気を集めている。全般に手詰まり感が強まってきたことで、ネット系の資金を中心に個別株に資金が集まり始めている。

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