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8/7~8/13の週間展望

懸念された内閣改造に伴う政局の影響はほぼ皆無だった。米国と同様に政治に対して相場は「不感症」ともなっているようだ。8月第2週は終末に「山の日」がある3連休となり4日営業日。市場関係者の「夏休み」も増えており、出来高減少の中で、引き続き個別株物色が主流となりそうだ。

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東証2部の存在感高まるか

欧米から発信される経済指標に注目されるものは見られない。国内では、8日の「7月景気ウォッチャー調査」と10日の「6月機械受注」が相場に影響を与えそうだが、大きな波乱は事前に予想されていない。過去の相場の傾向として、日経平均は旧盆に向けた週は、強含みもみ合いで、旧盆明けの週に調整色が出る。こうしたなかで、引き続き個別企業の決算発表が最大の株価材料として働いてくることが予想される。ソフトバンクの第1四半期(4-6月)決算は7日大引け後に開示される。事前に買収先の米スプリントの業績が3年ぶりに4-6月に黒字転換したことが明らかになっており、業績へのリスクは少ない。ソフトバンクについては、16時30分から18時のスケジュールで、決算説明会の模様がインターネットでライブ中継され、孫社長の発言が株価材料になりやすい。このほか、企業決算では9日の日本マクドナルド(2702)の業績発表が注目されている。

期待感が大きい新規IPO銘柄の発表はまだないが、IoT端末や機器装置の製造を手掛けるトランザス(6696)がマザーズに登場する。地合いが味方しており人気化は必至。想定価格1300円に対して2000円から株価倍増の2600円あたりまで初値予想が引き上がっている。

おわりに

市場エネルギーが減退する時期にはジャスダックやマザーズの「新興市場銘柄が活躍」というのが定番だったが、このところの風向きは違う。業績の変化率は大型株にも大きいものがあり、主力株を買い進むと、新興市場銘柄の動きが止まってしまう傾向が出ている。物色テーマ的には「バッテリー関連」が注目されやすくなる可能性がある。

投資カレンダー (8月7日~8月13日)
7日 6月景気動向指数(14:00)
7月外貨準備高(8:50)
決算発表=鹿島、東レ、楽天、ソフトバンク等
8日 7月景気ウオッチャー調査-現状判断DI(14:00)
6月国際収支・経常・貿易収支 (8:50)
中国 7月貿易収支
ケニア大統領選・国民議会選挙
決算発表=大和ハウス、東京海上、ミクシィ、住友鉱山等
9日 7月マネーストック(8:50)
長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典
トランザス(6696)が新規上場
中国 7月消費者・生産者物価(10:30)
シンガポール・休場
決算発表=雪印、DeNA,マクドナルド、ブリヂストン等
10日 6月機械受注(8:50)
7月国内企業物価指数(8:50)
7月都心オフィス空室率(11:00)
米 7月生産者物価(21:30)
決算発表=東映、アカツキ、そーせい、日本郵政等
11日 山の日(祝日)
米 7月消費者物価(21:30)
「みちびき3号機」(準天頂衛星)の打ち上げ
12日 特に無し
13日 ペンス米副大統領がコロンビア、アルゼンチン、チリ等訪問
西アフリカ経済通貨同盟(UEMOA)首脳会議(ベナン)
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